2017年6月18日日曜日

本当にいる? アライグマの確認方法




住宅の汚損や作物の被害など、様々な被害をもたらすがアライグマです。そのアライグマが本当にいるか確認する様々な方法を紹介します。

動物園のアライグマ
動物園のアライグマ
最近アライグマに凝っているので、アライグマ防除の講習会に出席して捕獲許可書を取得してきました。その時習ったアライグマについての知識や、皆さんのお役に立ちやすいと思う見つけ方を紹介します。

絶対守ってほしいこと

アライグマは特定外来生物という、飼う・運ぶ・野に放つことが禁止されている生き物です。さらに動物を捕獲するための免許を持っている人・地域で開催されている講習に参加した人しか捕まえることができません。

なので一番手軽なのは住んでる自治体の役所に相談することです。自分で何とかしたいのであれば都道府県・自治体が講習をおこなっているので、それらに参加すれば捕獲が可能になります。

一旦捕まえても、再度現れることもよくあります。講習は数時間程度なので、様々な知識も得られるのでそれに参加するのがお勧めです。そうすれば二度目の被害は合いにくいはずです。

アライグマの被害

・住宅の汚損
・作物の被害

アライグマの被害は主に二つです。一つ目の住宅の汚損ですが、屋根裏や壁の間に住み着くことで起こります。ちょっとしたものは壊せるので、断熱材をちらかしたり壁の弱い部分に穴をあけて破壊します。さらに完全に住み着くと、排泄をして汚して木を腐らせたりします。屋根裏のコードを切ってしまうこともあるので、その点も注意です

二つ目の作物の被害ですが、ありとあらゆる作物を食害します。基本的には甘いものが好きです。木上りも上手いので、イチゴのような路地のものからブドウや柿など樹上性の果物と何でもの食べます。最近だとトウモロコシやサツマイモも甘い品種が多いので、被害に合いやすいです。あくまでも甘いのが好きなだけで、田んぼに生えている・貯蓄させれてる米と、穀物も食べます。

アライグマの見つけかた

家の中

上から順に深刻度が高くなっています。

・天井に黒いシミ
・静かにしていると音がする
・通気口が錆びて穴が開いている
・増築部に隙間がある
・引き戸が何故か開く

雨漏りのようなシミでなく、天井に謎のシミが発生していたら何かが間違いなくいます。天井から壁沿いに沿ってシミができている場合はアライグマ、そうでない場合はハクビシンの可能性があります。その他にもイタチが巣を作る場合があります。

アライグマの場合日中静かにしているときに、壁や天井から何か音がすることがあります。ハクビシンの場合はあまり音がしないので、音で見つけるのは難しいかもしれません。

アライグマに限った話ではありませんが、隙間が空いていると何かが入ってきてしまいます。その中でも床下の通風孔の柵が錆びて穴が開き、そこから侵入するケースが多くあります。母屋と増築部も間は隙間が多く、そこが侵入経路になりやすいので注意です。そこから侵入し、屋根裏や壁の隙間まで到達します。

家畜・ペットをしまっている小屋の引き戸が勝手に開いたりしませんか?それは幽霊も宇宙人でもなくアライグマの可能性があります。それくらい勝手にあけておじゃましまーす!っと入ってきます。

日本家屋と昭和40年代は注意

住宅のなかでも古い日本家屋や仏閣は通気のために隙間が多いので、そこが侵入口になりやすいです。昭和40年代の住宅も老朽化や家の構造などにより、ほかの住宅よりも注意が必要になります。

家の周り・畑編

・5本指の足跡
・ザリガニが何かに食べられてる
・5本の爪痕
・瓜類がくり貫かれる
・袋をかけた果物が食べられる

アライグマの足跡
アライグマの足跡
一番わかりやすいのは足跡です。アライグマ・タヌキ・ハクビシン・アナグマの足跡はそれぞれ特徴があり、上のような足跡があれば間違いなくアライグマです。アライグマは水辺を好むので、田んぼの畔のすぐ横によくあります。家の周辺であれば雨の日の次の日は、ぬかるんだとこで見つけることができるかもしれません。壁などに泥がついて足跡になることもあります。

ザリガニ・サワガニからカエル・イモリと水辺の生き物を好んで食べます。大きな金魚や亀も食べることがよくあります。ザリガニの場合は体の一部だけを食べて他を捨てたりするので、ある一部分だけが残ったザリガニ殻がたくさんあれば、アライグマの可能性大です。

アライグマと思われる爪痕
アライグマと思われる爪痕
アライグマ・ハクビシンは高いところが大好きで、柱に爪痕をつけます。猫も爪を研いだりして傷をつけますが、目線より上につくことは稀です。なので、目線より上に爪痕があればどちらかがいます。また、アライグマは5本線とよく言われますが、4本しか爪痕がつかないこともよくあります。

スイカ・カボチャなどに穴をあけて食べられていたら可能性があります。アライグマ・ハクビシン・タヌキが食べる可能性がありますが、穴の大きさがアライグマ<ハクビシン<タヌキとなっているので、小さな穴をあけて食べられていたらアライグマの可能性が高いです。

袋をかけたブドウや桃などが食べられることもよくあります。鳥よけの対策をして効果がなければ、アライグマかハクビシンの可能性が高いです。ハクビシンは手を使わずに食べ、アライグマは手を使って袋を大きく破ることが多いので、そこもヒントになります。

アライグマの住んでる場所

天井にシミがあるなど家に住んでいる場合はそれで済みますが、田畑の対策の場合住んでいる場所も調べておく必要があります。なぜなら、住処である元を絶たないと意味がありません。

・無人の神社仏閣
・空き家や物置
・伐採した木の下など
・木のうろや地面の穴など

アライグマとタヌキは基本的に自分で巣は作りません。なので人工物を利用することが多く、木上りができないタヌキが軒下などを使うのに対し、アライグマは天井裏などを利用することが違いです。

住み着きやすいのは無人の仏閣です。構造的に住み着きやすい上に、人がおらず破損して隙間が出来ていたりで、安心して簡単に住み着きやすくなっていることが多いです。

ほったて小屋は好まず、空き家や昔住んでいた住居を物置にしたところなどを狙います。一番は取り壊すことですが、なかなか難しいことも多いと思います。まずは隙間など塞いで戸締りを確認し、庭の草木を撤去すると良いです。

枝打ちした木など積んでおいて、良い感じに下に隙間があると雨風が凌げるので、そこも住処になります。なので速やかな撤去をお勧めします。

自然にできた木のうろや、ほかの生き物が作った穴などの自然物も当然巣になります。自分の敷地で対策ができるなら良いのですが、裏山があるなど対策しようがない場合もあると思います。その場合はそっちらかも来るんだなということを念頭に、できる範囲での対策となります。

ざっとこんな感じです。今回は見つけることを中心に紹介しましたが、アライグマは人につかまると未来がありません。なので、出来るだけ先手を打って対策をしておくと、増えづらくなります。可哀そうなことを少しでも減らすため、対策のほうも学んでいただけると嬉しいです。

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