2016年11月13日日曜日

α6000のイメージセンサーを自力清掃!




使っているとどうしても汚れてくる一眼レフ・ミラーレスのイメージセンサーですが、今回はSONYのα6000(ILCE-6000)に絞って、使い捨てのセンサークリーニングキットを使ってのセンサー清掃について紹介します。

センサーを露出した状態のα6000
センサーが見える状態のα6000

センサーの汚れの基礎

まずセンサーとはですが、光を受けてデジタル情報に変換する部分です。上の写真で言うと光が反射している部分です。

このセンサーは使っていると様々な理由で汚れてきます。一番大きいのはレンズ交換時に埃などのゴミが入って付着することです。次に多いのはカメラのシャッターなどが動くことによる、内部から発生するゴミです。

白い壁などを撮影した時は、大きなゴミの場合だと絞りを絞らなくてもうっすら影として写りますし、小さなゴミでもレンズを絞りこめば絞り込むほど影として写るようになります。だいたいF11以上からゴミが付いている場合うっすら影が写りこみ始めます。

ちょっとした汚れの場合カメラの設定画面から呼び出せるクリーニング機能や、エアブロワーを吹きかけることで汚れを落とすことが出来ます。なおエアダスターなど強力なものは絶対に使わないでください。センサーや内部の部品が壊れたり、ローバスフィルター内にゴミが入り込む可能性があります。

α6000の場合は以下のソニーのサイトにある手順を参考にすると良いと思います。

自分で掃除しない場合の方法

先ほどの方法でゴミが取れない場合は、自分で掃除するか清掃の依頼をすることになります。依頼する場合一番安心なのはメーカーです。次に安心できるのはヨドバシカメラ新宿店などで実施ししている、カメラ屋さんによる清掃です。

SONYの場合買ったお店を通して修理センターか、秋葉原にあるソニーサービスステーションであらかじめ電話予約で、店頭引き渡し後一時間程度で清掃してもらうことが出来ます。買って一年以内であれば無料、一年以降は有料での清掃となります。秋葉原のサービスステーションだと3000円程度です。

ヨドバシカメラ新宿店であれば1000円程度で清掃してもらえます。空いている時であれば予約なしで一時間程度、混雑時は当日の清掃を断られる場合があるので事前に電話していくのがお勧めです。と言いたいのですが、α6000はセンサーが通常よりデリケートで、取り扱うことが出来ないそうです。

自分で掃除する場合

先ほど少し触れましたが、α6000のセンサーは通常のミラーレスセンサーよりデリケートなそうで、基本的にはソニーに清掃を依頼するのがベストです。しかし、毎回清掃依頼するのはなんだかんだコストがかかりますし、何より依頼して手元に帰ってくるまでで時間がかかってしまいます。ゴミがつくタイミングは運次第で、撮影しようとしたらゴミが付いていたという場合も考えられます。そこで、自分で掃除する方法を調べてみました。ここから自己責任なので、壊れて修理代数万を払っても平気という人だけがチャレンジしてみてください。

・ペッタン棒→×
・Nikon クリーニングキット→△
・使い捨て清掃クリーナー→△

個人が行う場合上のような3つの方法があると思いますが、まずポピュラーなのはペッタン棒です。これは棒の先に粘着性のシリコンなどが付いていて、その吸着力でゴミを取るものです。この粘着部が結構強力で、α6000やα7シリーズなどソニー製ミラーレスとは相性が悪いく、センサー破損の可能性もあるので避けるのが吉です。

次にポピュラーなのはNikon クリーニングキットです。これはNikonが発売している純正のイメージセンサークリーニングキットで、シルボン紙と呼ばれるものと無水エタノールで清掃します。価格は8000円と決して安くありませんがプロが使うセットがすべて揃っているだけでなく、手順を説明するDVDに、ニコンが開くセンサークリーニング教室に参加できるという特典が付いています。入っている道具だけで相当回数の清掃ができるので、そういう意味でも元はとれます。ただ、ちょっと慣れが必要なのと、教室に通ったほうが良いことを考えるとやや面倒です。

最後に紹介する方法は、使い捨ての清掃クリーナーを使う方法です。真空パックされた清掃用の棒10本と、センサークリーニング用の専用液のセットで2000円です。清掃用の棒は先にマイクロファイバーの布がついており、それでセンサーの汚れをふき取ります。棒は一回の清掃で1~3本程度使うので、Nikon クリーニングキットよりはコストパフォーマンスが悪いです。しかし、一回限りの使い捨てで常に清潔さが保てることや、携帯可能で旅先に持っていけるのが魅力です。さらにα6000を実際に清掃したという書き込みが確認できたのもポイントです。なので、今回はこの方法での清掃について紹介したいと思います。

使い捨て清掃クリーナーの手順


0.レンズなどで練習
1.ボディーの清掃
2.マウント部の清掃
3.イメージセンサーの清掃

今回使用するのはVSGO社の「カメラクリーニング用品 APS-Cセンサースワブ+センサークリーナーセット」(型番 DDR-16)というものです。Amazonやヨドバシで買えると思うので、まず買ってみて下さい。そして買ったらレンズやレンズフィルターなどで試してみてください。それで使い勝手を確認できたら、実際の清掃に移ります。

清掃の行程としては主に3つです。まずは通常の清掃の要領で、ボディー全体をクロスで拭くなどした後、埃をブロワーで吹き飛ばします。

次にレンズを外してマウント部分の掃除を必要に応じて行います。マウント部は本来汚れないはずの場所ですが、実際はかなり汚れています。ソニーサービスステーションの方も、センサーへのゴミ付着を避けるためにマウント部は清潔にすることを薦めていたので、必須ではありませんが清掃後に再度ゴミが混入する確率を下げるためにも定期的な清掃をお勧めします。

そして最後にセンサーの清掃です。まずはセンサーにエアブロワーを吹きかけ、大きなゴミを飛ばします。ここで大きなゴミを吹き飛ばさないと、清掃クリーナー(以後センサースワブと呼ぶ)で拭いた時に傷の原因となるので気をつけてください。

イメージセンサー清掃後
マウント部を清掃したスワブ
次にセンサースワブでゴミを拭き取ります。スワブは両面になっていて、片面で右から左へ一方向に一拭き、次に裏返して左から右へ一拭きで完了します。一度使った面を再度使うとセンサーを傷つける原因になるので、一度使ったら二度と使わないでください。ただし、センサー以外を拭くのであれば十分使えるので、レンズやマウント部を清掃するのに再利用するのがおすすめです。糸くずが出ないので、マウント部など糸くずが出ると困る部分に使うのが特にお勧めです。

上の写真は練習に使ったスワブを再利用して、マウント部を清掃したときの状態です。結構汚れているのが分かります。

以上で綺麗になった場合はレンズを付けて完了です。油分のような落ちにくい汚れのような場合は、キットに付属しているクリーナー液を付けてさっきと同じ要領で一度拭きます。クリーナーは揮発性なので目に見える跡はつきませんが、さっきと同じ要領で乾拭きをして完了となります。

今のところ私は一回しかこの方法で清掃していませんが、清掃後に問題は起きていません。あくまでも自己責任となりますが、自分で清掃したい方は試してみてはどうでしょうか?

また、キットに付属しているセンサークリーニング液ですが、少しベチャベチャすると感じる方もいるようです。その場合はオリンパスが発売している「Hyper Clean EE-6310」を試してみると良いかもしれません。これは光学機器用の揮発性の高いクリーナーなので、センサーに使っても仕様上は問題ないはずです。まだ私は試していないので、今度購入して試すつもりです。

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