森の王ヘラジカ
ヘラジカはユーラシア大陸や北米のやや高緯度地方に生息します。2017年現在日本の動物園では見ることはできません。
立派な角を持っていて、普段は単独ですが繁殖期にはメスをめぐり角で激しく争います。食性はシカなので草ばかりを食べます。草ばかりでも多くの栄養は摂取・作り出せるように体が変わっていますが、ナトリウムなど必要な必須元素レベルは食物から摂取するしかありません。しかし、ナトリウムは普段食べるものからでは十分摂取できません。そこで5話で登場したビーバーが関わってきます。ビーバーがダムを作ることで流れが緩やかになり、川底に水草が生えたりします。この水草にナトリウムが含まれるので、それを食べることで補うことができるのです。
立派な角を持っていて、普段は単独ですが繁殖期にはメスをめぐり角で激しく争います。食性はシカなので草ばかりを食べます。草ばかりでも多くの栄養は摂取・作り出せるように体が変わっていますが、ナトリウムなど必要な必須元素レベルは食物から摂取するしかありません。しかし、ナトリウムは普段食べるものからでは十分摂取できません。そこで5話で登場したビーバーが関わってきます。ビーバーがダムを作ることで流れが緩やかになり、川底に水草が生えたりします。この水草にナトリウムが含まれるので、それを食べることで補うことができるのです。
基本的には群れを作らず雄々しく戦うとこが森の王たる由縁なのだと思いますが、6話でヘラジカ軍団のボスとして登場しました。一直線の突撃のみの戦略で、ちょっと残念な子でしたが、生態としては納得です。ヘラジカの戦いはメスに対して強さを誇示するためです。そのためライオンのような食料を得る目的と違い、ただ単純に戦い強さを誇示するだけでよく、戦略性はまったく必要ないからです。そのため司令塔としては向いていないのです。
ビーバーさんとの絡みがあると良かったのですが、戦い方は生態をよく反映していたと思います。
ビーバーさんとの絡みがあると良かったのですが、戦い方は生態をよく反映していたと思います。
鉄壁のシロサイ
お昼寝中のシロサイ |
シロサイはアフリカのサバンナ地方に生息します。サイは大きく4つの種類に分けることができますが、シロサイはその中では最大です。アプリ版で姫と呼ばれてるのは、そこからなのかもしれません。食性は草食です。馬は切れ味のある前歯あったりしますが、シロサイとクロサイは前歯がなくなっているのも面白い点です。基本的に単独行動です。
シロサイという種レベルみると保護活動などのおかげで、純絶滅危惧とサイの中では一番生息数が安定しています。ただし、亜種レベルに分けると沢山いるのはミナミシロサイで、キタシロサイは動物園に3頭いるのみなっています。近縁種を使い個体数を増やすなどが計画されてるので、成功することを願いたいです。
サイも縄張りをもち、オスはメスをめぐって角どうしで戦います。また、餌場に敵が来た時も、追い払うために戦ったりします。ただし決して凶暴ではなく、オス同士の戦いは積極的に戦うのでなく強さを主張する程度であり、敵が来て追い払うための戦いも積極的なものではありません。特にシロサイは他のサイより温厚な性格で、戦いは避ける傾向にあります。
サイは大きさも力もあり決して弱い動物ではありません。ただし、敵をガンガン追いかけたりするよりは、守るために最低限戦う程度です。なのでヘラジカの主張する突っ込み先方は、根本的に合っていなかったんですね。
6話ではちょっと無口でかばんちゃんをじっと見ていましたが、本物と同じですね。ハシビロコウはあまり動かないタイプなので、シロサイさん同様に突っ込み戦法はあっていないんですね。
その他各話登場フレンズ-「その他各話登場フレンズ紹介一覧」
6話へいげんちほー登場フレンズ-「サーバルちゃん」 「ライオンさん」 「オーロックスさん・アラビアオリックスさん・ツキノワグマちゃん」
動かない鳥ハシビロコウ
最近何かと注目を浴びることの多いハシビロコウです。この鳥は大型の鳥で、アフリカ中央部の湿地帯に生息しています。正確な数は良く分からないようですが、絶滅危惧種に指定され今後が心配な鳥の一つです。減少の原因は環境破壊とされています。ユーモラスな顔ととにかく動かないという特性から、近年人気が出てきている動物です。
足が結構しっかりしている |
なぜ動かないかと言えば、餌を採るためです。餌は魚を中心にカエルやワニの子供など水辺の生き物を食べ、ごくまれにネズミの類や水鳥まで食べると言われています。要は食べれればなんでも食べるという感じですね。魚の中でもハイギョという魚をよく食べるとされています。ハイギョは文字通り肺を持つ魚で、基本的には水面に口を出して息継ぎをします。ハシビロコウは魚が居そうな湿地を見つけると、乾燥したり魚が居なくなったりしない限りそのあたりに留まります。そして魚に覚られないようその瞬間をじっと待ち、ハイギョが息継ぎに来た時にばくっと食べてしまうのです。足もしっかりしている感じです。飛ぶときは上昇気流に乗って飛び立ちます。
ハシビロコウはつがいで子育てをします。湿地帯の浮遊性の植物や小さな島状の場所に3mもの大きな巣を作ります。オスとメスが交互に卵を温め暑い時には裏返したり、時にはくちばしに水を貯めて卵にかけて冷やします。雛は基本的に1羽で、まれに2~3羽育つこともあります。ただ、一羽が毎年巣立つのも難しいようです。自然下での数が減っていて動物園でも繁殖が試みられていますが、つがいにするのすら難しい状況です。
ちょくちょく動く上野動物園のハシビロコウ
動かない鳥なのに動くことで有名な上野動物園のハシビロコウを、私も見てきました。時間としては夕方になろうかという時刻でしたが、仕切りで区切られて二羽のうち一羽はヒーターも兼ねた電球の下でじっとしていました。もう一羽は電球の下から歩いて外に出てきてくれました。せっかく出てきたのでよく見ようとじっと見ていましたが、少しだけうろうろ歩くと電球の下に帰っていきました。少し寒い時間なのに、外へ顔を出してくれたなんて有難い限りです。有難うハシビロちゃん!6話ではちょっと無口でかばんちゃんをじっと見ていましたが、本物と同じですね。ハシビロコウはあまり動かないタイプなので、シロサイさん同様に突っ込み戦法はあっていないんですね。
おまけ紹介-アフリカタテガミヤマアラシちゃん
アフリカタテガミヤマアラシ |
活躍としてはちょっと地味だったアフリカタテガミヤマアラシちゃんです。主にアフリカに生息しますが、イタリアにも住みます。食べ物は草やその根に球根と、草食です。背中の棘は強力で、攻撃してきたものに刺さりそのまま抜け落ちます。そのため食べようとするものは殆どいないとされています。動物園では針が展示されていて触れましたが、中空のようで柔軟性もありました。この子が本気をだしていたらなかなかやばいですよね…
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